「四季折々美しく・・・武庫川渓谷の豊かな自然」
武庫川の渓谷をはさんで西宮市と宝塚市にまたがる武田尾温泉は、江戸時代(寛永18年)に、豊臣方の落武者“武田尾直蔵”が、薪拾いの途中で猿に導かれて発見したと伝えられる。馬温泉・六甲温泉とともに裏六甲三温泉のひつつにも数えられる。宝塚から、JRでわずか10分ほどの場所でありながら、「桜」「蛍」「紅葉」「雪」と四季折々の表情を見せる豊かな自然を楽しめ、その情緒あふれる雰囲気に「阪神の奥座敷」「秘湯」とも言われる。また、 自然の恵み「山菜」「川魚」「ぼたん鍋」などの味覚を楽しめるのも魅力のひとつ。
武田尾温泉郷の山々の雁皮(がんぴ:ジンチョウゲ科)は、良質な和紙の原料となり、山向こうの名塩の人々はこれを「名塩和紙」として全国有数の和紙の名産地に育てあげた。
復興が待たれる武田尾温泉郷
2004年の台風23号のつめ跡残す武田尾温泉のシンボルでもある赤い吊橋(武田尾橋)。吊橋の落下だけでなく水害もひどく、橋の対岸の紅葉館は休業を余儀なくされている。
落下した吊橋は、今秋復旧に向け工事が着工されるそう。山々の赤く染まる色と吊橋の赤色が、なんともいえぬ風情ある景色を生み出してくれる。
橋の修復と、一日も早い武田尾温泉郷の復興を願うばかり。
武庫川のせせらぎと自然の恵みを堪能
明治30年創業の老舗旅館。昨年10月、台風23号による水害を受け休業となっていた同館が、1階部分をリニューアルし再開。
武庫川のせせらぎと美味しい空気を味わえるプライベートデッキがある部屋が新登場。
武田尾温泉 マルキ旅館
★ヴォイラ vol.5(2005年秋号)表紙 読者モデル撮影風景★
古きよきものを大切にし 先人が創り守ってきたものを 後世に受け継いでいく・・・




マルキ旅館ウッドデッキにて。 読者モデル(ヴォイラメイト)表紙撮影風景。
取材協力:プリモピアノ/サングラス協力:メガネのトミタ